大乱闘


我がビジネスパートナー、 本宮さん。

数多の武勇伝の、 持ち主 。


ただ、 残念ながら、 その ほとんどが 紹介できない 


「本宮さん、めちゃめちゃ 面白い ですね。」

「すべて、真実です。」

「本に、できますね。 『山賊とよばれた男』 」

「今は、 ダメです。 家族に ナイショ の話 ばかりです。」 


例えば、 経歴の ひとつに 国会議員 の 公設秘書 がある。

その時の 話など 漏らせば、 抹消されかねない 。

その議員は、若くして、亡くなっている。


大学の親友と、離島で 大成功した アジアンパブ も、

ハラハラドキドキの展開で、 親友は 40代で この世を 去ってしまった。


こんな 話を 出会った頃は 毎晩 立ち飲み で 聞かせて もらった。


「つまり、関わった 人は すべて 若くして 死ぬんですね ?」

「僕は、 大丈夫 だろうか?」

「ヒデマロさんは、 大丈夫 です。」

「なぜ ?」



「老人 だからです。」