ペペロン教授
アンチョビが なかったのか、、

注文が 立て込んでたのか、、

僕には 理由が、わからないが、、

その日、ジョイナーは、、

ペペロンチーノが大好きな教授の頼みを、、

聞かなかった。


教授の口は、、よほどペペロンチーノになってたに 違いなかった。

他のメニューを 検討することもなく、、

寂しそうに カフェを 出ていってしまった。

そして、半年ほど、、お店に顔を見せなかった。


ジョイナーも、、

仕込み番長や他のスタッフも、、

この出来事を、少し、気にしていたようで、、


次に教授が、、カフェに やってきた時は、、ジョイナー、、

ペペロン、大丈夫です!と、満面の笑顔で声をかけた。


教授も、少し、はにかみながら、、

じゃ、大盛りで!と、以前通りの注文をした。


良かった、良かった、、


カフェは、今日も、、平和だ