ほおずき
鬼灯(ほおずき)、、漢字だと、こう書くんだ・・

なるほど、、確かに、、

怪談の、、墓場の 鬼火に よく似ている。

この ほおずきの実、丸々として、、いかにも 美味しそうだけど、、

苦くて、とても 食べられた ものじゃ ない・・


ところが、、ここの 食堂で、、

ほおずき、食べて みませんか?と、勧められた。


出てきたのは、 僕が考えていた ほおずき ではなく、、

ずいぶん 小さな 薄皮に 包まれた ほおずき だった。


フルーツほおずき、、という らしい。


薄皮を剥くと、、ミニトマトより ひと回り 小さい、、

オレンジ色の とても 可愛い 果実だった。


苦いのかな・・?


少し、、ためらいながら、、口にいれ、、かじってみた・・


お、美味しい!!


甘みと 程よい 酸味と、、少しだけ 堅さの 残る 食感が、、

ミニトマトとも 違う、、初めての 美味しさだった。


どこで 仕入れてるかを こっそり 聞いたら、、

いつも 行ってる 市場だった。

その 市場の、、こだわりの、、八百屋さん・・


カレー屋さんを 始めたころ、、

よく仕入れに 通っていた。


そう言えば、、可愛い 姉妹が お父さんと お店 仕切ってたな・・



見かけとは、少しのギャップで、よく働いていた、、

まだ、、いるのかな・・?


可愛いくて 美味しい、、

フルーツほおずきを 食べながら、、

10年前に、、思いを 馳せた